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2022年11月15日(火)

志位委員長、アジア政党国際会議出席へ

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=14日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は14日の記者会見で、17~20日にトルコ・イスタンブールで行われるアジア政党国際会議(ICAPP)第11回総会に、招待を受けて出席することを明らかにしました。日本共産党代表団の構成は、団長が志位氏、団員は緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、小林俊哉国際委員会事務局次長、鎌塚由美国際委員の4人。代表団は、16日に出発し、21日に帰国する予定です。

 志位氏は「ICAPPはイデオロギーの違いを超えて、与野党問わず、アジアのすべての合法政党に開かれた包摂的な会合として、アジアの国々の平和と協力を促進してきました」と説明。「与野党問わず、保守であろうと革新であろうと、どういう立場に立っていようとすべての合法政党に開かれた平和と協力のフォーラムとして発展してきました」と強調しました。

 志位氏は「今回の総会のメインテーマは、『世界の平和、繁栄、協力を目指す対話の強化に向けた政党の役割』となっています」と述べた上で、総会が成功をおさめるよう力をつくす決意を述べました。

 志位氏は、日本共産党はICAPPを大変重視してきたと発言。第2回総会のバンコク(タイ)での会議以降、毎回代表を派遣しているとして、志位氏自身は06年のソウル(韓国)、09年のアスタナ(カザフスタン)、10年のプノンペン(カンボジア)、14年のコロンボ(スリランカ)、16年のクアラルンプール(マレーシア)での各総会に出席し、発言してきたと述べました。

 その上で、今回の総会にのぞむ抱負として、「わが党としては、ロシアのウクライナ侵略、アジアを戦争の心配のない地域にしていく外交戦略、『核兵器のない世界』をいかにしてつくっていくか。こうした問題について発言をしてきたい」と表明。さらに「各国の政党代表とも大いに意見交換し、一致点での協力を広げていきたいと考えている」と語りました。


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