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2022年11月12日(土)

小中学校 給食無償

宮城・富谷で4月から

県内の市で初、共産党が要求

 宮城県富谷(とみや)市で、小中学校の学校給食費無償化が来年4月から実現します。県内の市としては初めて。日本共産党富谷市議団の議会論戦が市政を動かしています。

 日本共産党富谷市議団は、以前から給食費の無償化を議会で取り上げてきました。藤原峻市議は、6月議会で他都市の事例を紹介しながら、「子育てにやさしいまちづくり宣言を表明する市として、まず中学校の無償化を」と質問。市は小中学校の給食費無償化で3億2000万円かかるとしながら、「検討する」と答弁しました。

 その後、9月議会で市は段階的導入を表明し、藤原市議は物価高騰対策として早期実施を迫り、10月に開かれた議会全員協議会で若生裕俊市長は、来年度から小中学校の学校給食費の無償化の方針を示しました。

 藤原市議は「市の財政は毎年黒字であり、コロナ禍と物価高騰で苦しむ市民生活を応援する施策は、まだまだ可能だ。引き続き議会で求めていきたい」と話しています。

 県内で小中学校の給食費無償化を実施している自治体は、大衡村と七ケ宿、大郷両町です。


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