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2022年11月11日(金)

決定過程の調査必要

「国葬」検証協議会で塩川氏

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(写真)「国葬」の検証等に関する各派代表者協議会。左端は塩川鉄也議員=10日、国会内

 安倍晋三元首相の「国葬」を検証する衆院各派代表者による協議会は10日、国会内で会合を開き、政府から「国葬」実施の経緯や考え方などについて説明を聴取しました。

 日本共産党の塩川鉄也議員は「戦前の国葬令が廃止されたのは、現行憲法の精神と相いれないものだったからだ」と強調。「吉田『国葬』や安倍『国葬』において憲法との関係でどのような検討が行われたのか明らかにすべきだ」と述べ、憲法に反する決定過程の検証を主張しました。

 また、公務員に対する黙とうの要請や山口県教育委員会の半旗要請など「弔意の強制が行われたのか調査、検証すべきだ」と政府に要求しました。同時に、「国会としても『国葬』や『合同葬』などの決定までの経緯、国会の関与について調査、検証すべきだ」として衆院法制局、国立国会図書館による調査を求めました。


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