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2022年11月11日(金)

改憲 統一協会が介入

赤嶺氏「議論の前提崩れた」

衆院憲法審

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(写真)意見表明する赤嶺政賢議員=10日、衆院憲法審査会

 衆院憲法審査会が10日に開かれ、自由討議が行われました。日本共産党の赤嶺政賢議員は自民党と統一協会の癒着について「安倍晋三元首相が主導してきた改憲をめぐる運動が、韓国に拠点を置く謀略団体と一緒に進められてきたことは極めて重大だ。改憲議論の前提が大本から崩れている」と主張しました。

 赤嶺氏は、統一協会の創始者・文鮮明が岸信介元首相を足掛かりに日本の政治と関係を持ち、安倍派を中心に「国会議員との関係強化」などを指示していたと「毎日」(7日付)が報じたことをあげ、「外国の反国民的勢力が日本の政治に介入しようというもので看過できない」と指摘。「自民党政権全体の問題だ。政府・自民党の責任で徹底的に調査すべきだ」と批判しました。

 赤嶺氏は、岸田政権が進める憲法違反の「敵基地攻撃能力」保有の具体化は「相手国領土への攻撃を可能にするもので、絶対に認められない」と批判。政府がロシアのウクライナ侵略や台湾問題を口実に大軍拡をねらっていることについて「軍事に軍事で対抗することは、際限のない軍拡競争を招く危険な道だ」と強調。「憲法9条を生かした徹底した外交努力こそ政治に求められる」と主張しました。


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