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2022年11月11日(金)

年末一時金大幅に引き上げよ

全労連・春闘共闘 統一行動中央宣伝

東京・新宿

写真

(写真)宣伝する全労連・国民春闘共闘の人たち=10日夕、東京・JR新宿駅東口

 全労連・国民春闘共闘委員会、東京春闘共闘会議は10日夕、東京・JR新宿駅前で、「年末一時金の大幅引き上げ!ボーナスゼロなくせ!差別NG!」全国統一行動の中央宣伝を行いました。物価高騰から生活を守り、来年春闘へ弾みをつけようと呼びかけました。

 全労連の小畑雅子議長は、「消費者物価指数は3%上がり、実質賃金は6カ月連続下落。スーパーに買い物に行くのが怖いという声も上がっている。物価高騰に見合った賃上げ、一時金引き上げを実現しよう。非正規雇用労働者に出さないなんて許さない」と強調。中小企業支援とセットで最低賃金を1500円に引き上げ、消費税減税を行うべきだと訴えました。

 東京春闘共闘の中村修一労働政策局副局長は、「岸田政権は、労働者と中小企業がコロナ禍と物価高騰で苦しんでいるのに、消費税をさらに上げる議論をしている。消費税減税こそ実施すべきだ」と述べました。

 福祉保育労の澤村直書記長は、「保育職員は毎月の賃金では生活に足りず、一時金で補っている。昨年を上回る年末一時金を要求している」と語り、映演労連の金丸研治委員長は、「アニメーターやフリーランスを窮地に追い込むインボイス(適格請求書)導入はやめさせよう」と呼びかけました。

 自治労連の島林弘一執行委員は、「政府はコロナ第8波の対策をしていない。保健所など自治体職場は異常な長時間労働になっている。人員を増やせ」と訴えました。


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