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2022年11月10日(木)

改憲・軍拡より暮らし

9条変えさせない 国会行動

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(写真)「大軍拡と憲法9条改定は許さないぞ」とこぶしを上げる人たち=9日、衆院第2議員会館前

 いのちと暮らし最優先の政治への転換を求めて9日、幅広い団体が共同して取り組んでいる定例国会行動が衆院第2議員会館前で取り組まれました。集まった人たちは、社会保障費などを削りながら大軍拡を狙う岸田政権に抗議。「大軍拡と憲法9条改定は許さないぞ」などとコールしました。

 主催者を代表して、安保破棄中央実行委員会事務局長の東森英男さんがあいさつしました。岸田政権は、米国から巡航ミサイル「トマホーク」の購入を検討しているなど、大軍拡を狙っていると批判。「憲法を踏みにじる岸田政権を、世論と運動で追い詰めていこう」と訴えました。

 参加した各団体から、2人が決意表明しました。新日本婦人の会埼玉県本部会長の高田美恵子さんは、コロナ禍をきっかけに女性たちのいのちと暮らしが深刻になっていると強調。「政府は長年、ジェンダー視点に立った政策をしてきませんでした」と述べ、ジェンダー平等社会を実現するために声をあげ続けようと話しました。

 全労連副議長の秋山正臣(まさおみ)さんは、来年の3月末に、非正規雇用で働いている研究者の大量雇止めが狙われていると告発。「絶対に許されません。撤回はもちろん、安定した雇用が基本になるように世論を高めていきたい」と語りました。

 日本共産党の紙智子参院議員が国会情勢を報告しました。

 主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会の3団体です。この日は、150人(主催者発表)が参加しました。


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