2022年11月10日(木)
改憲・軍拡より暮らし
オスプレイいらない
北海道
![]() (写真)横断幕を掲げてアピールする人たち=9日、札幌市 |
「北海道にも日本のどこにもオスプレイいらない」と大書した黄色の横断幕に市民や観光客が注目していきます。道憲法共同センターと道原水協は9日、共同し、“9の日アクション”と6・9行動を札幌市で繰り広げました。
米軍と自衛隊による「日米共同統合演習」(10日から)に参加するオスプレイが4日から空自千歳基地に飛来。対中国を視野に、「敵基地攻撃」行使への軍事演習は断じて許さない、「いまこそ憲法9条に基づいた平和的な外交交渉を」と同センターの渡辺達生共同代表らが次々訴えました。
3カ月の乳児を連れた母親は「平和がいいので」とサインし、「先のことを考えると不安でいっぱい」と女性(57)が署名します。
男性(77)は「強い危機感を感じている。生活は困窮する一方なのに、軍事費ばかり増やすとはとんでもない」。「国民がいろいろなことで分断させられている。戦争は反対なので」という青年や、20代の女性も「こういう署名がしたかった」とペンを走らせました。
日本共産党の畠山和也元衆院議員は、先月の大規模な日米共同訓練で、アメリカでは到底認められない90メートルの超低空飛行が日本でまかり通っていると告発。「9条は軍事費を膨らませないための歯止めにもなってきた」と述べ、戦争させない世論を盛り上げるために力を合わせましょうと呼びかけました。









