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2022年11月9日(水)

ベトナム共産党教宣委員会の一行と田村副委員長が会談

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(写真)会談するベトナム共産党のファン・スアン・トゥイ教宣委員会副委員長(左)ら訪問団と田村智子副委員長(右手前)=8日、党本部

 日本共産党の田村智子副委員長は8日、来日したベトナム共産党教宣委員会のファン・スアン・トゥイ副委員長を団長とする同委員会の一行の表敬を受け、党本部で会談しました。

 田村氏は、10月に行われた両党の理論交流会談の成功に続く一行の訪問を歓迎し、両党の交流が深まっていることを喜んでいるとのべました。

 トゥイ氏は、会談前に見学した赤旗編集局で「『赤旗』の果たしている役割、成果がよく分かり、皆さんも生き生きと仕事をしているのを見てうれしく思った」と感想を語りました。

 田村氏は、創立100年を迎えた日本共産党が、ウクライナ問題や米中対立などで世界の行方に不安を持つ国民に平和と民主主義の展望を示す理論・宣伝活動を重視していると強調。「しんぶん赤旗」の役割は大きく、広い国民に読んでもらう努力を強めているとのべました。

 トゥイ氏は、日本共産党の100周年に祝意をのべるとともに、文化分野を含めた両党の交流、協力の発展への希望をのべました。田村氏は、文化は経済とともに平和につながる活動だと応じました。

 日本共産党から田川実国際委員会事務局長が、ベトナム側からグエン・ミン・ニュット教宣委員会文化文芸局長らが同席しました。

赤旗編集局を訪問 小木曽編集局長と懇談

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(写真)懇談するベトナム共産党のファン・スアン・トゥイ教宣委員会副委員長(右端)ら訪問団6氏と小木曽陽司赤旗編集局長(左端)=8日、赤旗編集局

 ベトナム共産党の教宣委員会訪日団は8日、赤旗編集局を訪問し、ファン・スアン・トゥイ教宣委員会副委員長らが、小木曽陽司赤旗編集局長と懇談しました。

 小木曽氏は、日本のメディア状況の中で、「社会進歩の事業に国民の多数を結集するためには、それに対抗する国民的メディアがどうしても必要です。それが『しんぶん赤旗』です」と紹介しました。

 その上で「赤旗」の役割について、(1)日本共産党の機関紙(2)権力を監視するジャーナリズム(3)日本と世界の社会進歩の展望を広げる新聞(4)共闘を進める国民共同の新聞(5)ジェンダー・気候危機などの多彩な紙面―の五つを強調しました。

 トゥイ氏は、編集局訪問を喜ぶとともに、日本共産党の報道・出版分野機関との関係強化への期待を表明しました。

 ベトナム共産党中央機関紙ニャンザンと「赤旗」がこれまで定期的に経験交流を行ってきたことなどを語り、「『赤旗』が日本共産党の新聞として信頼され、引き続きその役割を生かしていくことを願っています」と述べました。


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