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2022年11月7日(月)

「折り入って」対話 党議席復活めざす

愛知県議予定候補(豊橋市区) しもおく奈歩さん(35)前

「支持広げて」も 「入党のよびかけ」も

 来年4月の愛知県議選豊橋市区(定数5)で、日本共産党議席の復活をめざす、しもおく奈歩前県議(35)は、「しんぶん赤旗」読者や後援会員、支持者に「折り入って」と率直に協力をお願いし、支持を広げる「担い手」となってもらう「折り入って作戦」に力を入れています。8月の6中総以降、活動を2倍に増やし、20の地域支部中9支部と行動してきました。(小山田汐帆)


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(写真)「県議選勝利へ支持を広げてほしい」とお願いする、しもおく氏(左)=10月25日、愛知県豊橋市

 「あと5カ月で県議選です。きょうは支持のお願いに来ました」

 そう訪ねると、後援会員の女性は笑顔で応対し「他党のポスターを張っていますが、共産党を応援しております」と力強く答えました。

「声届かない議会」

 しもおく氏は「共産党の県議席を2019年に失ってから、県議会の請願数は92件から11件に激減。県民の声が届かない県政になっています。県民の、あなたの声を届けるため何としても党の議席が必要です。お力を貸してください」と心から訴えました。女性は「微力ですが」と答えつつ、「赤旗」日曜版を購読、ポスター張り出し、しもおく氏のリーフも「友達になら」と5枚受け取りました。

 「暮らしや政治の不満などはありますか」。しもおく氏が必ず聞いていることです。

 「不満いっぱい。共産党が言っていることがなかなか通らず歯がゆい」の声に、「そんな中でも統一協会問題を追及し、自民との癒着がはっきりしてきました」と党の活躍を伝えます。女性は「こんな政党が与党なんて信じられないですよね」と自民党を批判。しもおく氏は「『赤旗』のスクープや世論の力で、自民が追い詰められているのは確かです。政治を変えるためにも党を大きくすることが必要です」と、『入党のよびかけ』カラーパンフを手渡しました。

 同市の後援会員は約4500人。志位和夫委員長の、気軽に全後援会員に入党を働きかけようとの提案を受け、さっそく入党パンフを手に声かけをスタート。何人に支持を広げられるかを聞き、人数分のリーフも渡しています。

「誰も嫌な顔せず」

 10月25日には石巻支部と行動。対話になった5人にパンフとリーフを届け、3人が「担い手」となってリーフを12枚受け取りました。

 日曜版読者の女性は親の代から長年購読。支部員が入党パンフを渡し、「あなたにこそ訴えないと、と来た」。しもおく氏も「共産党は支部でお互いを支えながら、政治をどう変えていこう、できることは何かと考え、活動しています。県議選に向けて、ぜひお力を」と訴え、「読んで、また返事を聞かせてください」と話すと、女性は「はい」と答えました。

 「志位さんは全国遊説で最初に豊橋に来た。愛知だけ県議席がないから」「豊橋は定数5。力を入れただけ議席に近づく」と話すと、女性は「頑張らないとね」。しもおく氏がリーフを手に「私が政治の世界に飛び込んだきっかけなどを紹介しています。広げてほしい」とお願いすると、「2人なら」と約束しました。

 「赤旗」読者で踊りの先生をしている女性は、「入党しても体が痛くて活動できない。でも、支持は何人でも広げます」とリーフ5枚を受け取り、「責任を持って渡します」と力強く答えました。

 しもおく氏は「入党の働きかけに誰も嫌な顔はしなかった。入党パンフを読んでもらうことは、党を知る良い機会になり、応援への大きな力になる。支持を広げたくなる工夫もしていく」と意気込んでいます。


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