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2022年11月7日(月)

石炭火発 稼働中止を

神奈川・横須賀 市民が署名開始

温暖化 全生物の危機

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(写真)スピーチする鈴木さん(左端)と宣伝する人たち=5日、神奈川県横須賀市

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(写真)「温暖化は心配」と署名に応じる人(左)ら=5日、神奈川県横須賀市

 神奈川県横須賀市に建設中の石炭火力発電所をめぐり、市民団体が5日、市議会へ稼働中止の決議を求める請願提出を目指し、署名をスタートさせました。

 取り組みを始めたのは、「横須賀火力発電所建設を考える会」と「People Powerよこすか」。発電所はすでに試運転を始めており、来年6月から営業運転開始の予定です。請願は、▽石炭火力発電所の稼働中止▽再生可能エネルギー100%都市を目指す―の2点を決議するよう求め、1月27日までに署名5万人分を集める目標です。

 横須賀中央駅前でのキックオフ集会には38人が参加。「温暖化で危機に直面しているのは生き物すべて」だとして、動物の帽子をかぶりアピールしました。

 考える会の鈴木陸郎共同代表は「ゼロカーボンシティを宣言している横須賀で石炭火力発電所の稼働は許されない」と訴え。市民ら計14人が「私たちはあきらめない。声(署名)が変えると信じる」など、次々に思いを話しました。

 日本共産党の根岸加寿子市議も参加し、「会派を超えてタッグを組んで決議を上げたい」とあいさつしました。

 環境問題などを研究するサークルの大学生4人も参加し、3年生が「当事者意識をもって現実を見て」と呼びかけました。

 署名に応じた人たちは「以前住んでいた千葉では住民の反対で中止になった。止めてほしい」(40代)、「子ども(2歳)が生まれて環境問題に関心を持つようになった。子どもの未来が心配」(30代)などと話しました。


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