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2022年11月6日(日)

要求実現・論戦・党づくり

議員・候補 活発に発言

全国地方議員・候補者会議

 5日に開かれた日本共産党の全国地方議員・候補者会議では、15人の現職議員や予定候補者が「住民の苦難の解決」という立党の精神で住民とともに取り組んできた要求実現や議会論戦、党づくりなどの多彩な経験や来春の統一地方選で必勝を目指す決意を語りました。

 青森市議団の村川みどり市議は、市民とともに学校給食の無償化を実現し、10月の市議選で6人全員の当選を勝ち取った経験を報告しました。

 同じく同月、党が支持する前川光町長の再選と党議席占有率33・3%維持を勝ち取った京都府大山崎町の朝子直美町議も、住民要求実現に頑張る町長と党議員団の取り組みや、それに反対する議員の姿を繰り返し市民に報告するなかで自民党なども要求を阻めなくなり、自校方式での中学校給食などが実現したことを紹介。春の府議選勝利に向けた決意を語りました。

 富山のひづめ弘子県議は統一協会とズブズブの県政と正面からたたかい、前回2議席に増やした力で子ども医療費助成制度の拡充を進めることができた経験を語りました。

 東京都中野区の浦野さとみ区議は、専門家や支援団体関係者らと協力し、同区での実質的なケースワーク業務の外部委託を告発するなど生活保護をめぐる問題に取り組んで政府を動かした経験を報告。「生活保護の申請は権利」と呼びかける区独自のポスター作成や運用改善にもつながったと述べました。

 福岡市東区から県議に挑戦する、わたぬき英彦福岡市議は、学校の給食の時間が短すぎるとの訴えを議会で取り上げ、テレビでも報道されるなど要求運動と結びついた議会質問に努め、党の仲間も増やしてきたと報告しました。

 党づくりでは各発言者から、仕事や生活の悩み、参加者の関心事や政治について語り合う「つどい」や「JCPカフェ」を繰り返して、世代継承の取り組みを進めてきた経験などが語られ、埼玉県所沢市議団の城下のり子市議からは、真ん中世代から3人が市議選に挑戦することになったとの報告もありました。

 高知県議選に挑戦する、はた愛・高知市議は、地元支部で月平均25回地域に入る行動など日常的な努力を強めるとともに、真ん中世代の集まりを定例化するなかで連続して新入党員を迎えている取り組みを報告しました。

 現有9議席の絶対確保・過去最高の13議席を目指す神戸市議団の味口としゆき市議は、党創立100周年記念講演を受けて市議団の歴史を学び、党建設の決意を固めたことを報告。現職5人の絶対当選と議案提案権が持てる9議席への前進を目指す神奈川県議団の井坂しんや県議は、今年は党創立100年ということもあり、短い演説でも、党の歴史や綱領に関することを話すことを意識していると語りました。

 うち海公仁・大阪府議は、維新府政のもとで請願の93%が日本共産党だけが紹介議員になっていると語り、「もし党議席がなければ圧倒的な府民の声が議会でも取り上げられない」と語り、定数削減をはね返す2倍以上の取り組みが必要だと奮闘していると語りました。

 愛知県議選で空白克服に挑戦する、しもおく奈歩前県議は、「県民の声を届ける日本共産党の議席が必要だと痛感している」と、そのための「特別期間」の成功に全力をあげる決意を表明しました。


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