2022年11月6日(日)
気候危機「未来を守ろう」
京都でデモ
![]() (写真)繁華街をデモ行進する参加者ら=5日、京都市中京区 |
エジプトで6日から開かれる国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)を前に、京都で環境問題や市民活動に取り組む43氏が実行委員会をつくりよびかけた「STOP!気候危機 京都市民アクション」が5日、京都市役所前(中京区)で行われ、90人が参加しました。
参加者らは円山公園(東山区)まで「未来を守ろう」などとコールしながらデモ行進。地球をかたどったオブジェを掲げアピールしました。
市役所前では7人の市民がスピーチ。気候アクティビストの田中暁さん(24)は、自身も命に関わる災害を経験し、なぜ気候災害が起こるのか関心を持ったと語り「絶望を感じたこともあったが、この問題で活動しているいろんな人たちに出会って、また活動しようと思った。自分も少しでも変えていけるようにがんばりたい」と表明。大学4年生(21)は「環境問題を語ると敬遠されることもあるが、政治に関わって発言することは当然の権利。気候問題に取り組む政治をつくるしかない」と力を込めました。
気候ネットワークの浅岡美恵代表が、気候変動による世界の災害を語り「これはもう少し先の私たちの姿だ。残された時間は限られていることを多くの市民と共有して運動を進めよう」とよびかけました。









