2022年11月5日(土)
カジノ認可するな
大阪連絡会 首相らに第2次分署名提出
談合疑惑「認定の是非にかかわる」
![]() (写真)署名を提出する(左から)桜田、荒田、宮本の各氏=4日、衆院第1議員会館 |
「カジノに反対する大阪連絡会」は4日、衆院第1議員会館で「大阪のカジノ(賭博場)誘致計画を認可しないよう求める要請書」(第2次分署名、2万8608人分)を岸田文雄首相、斉藤鉄夫国土交通相宛てに提出しました。10月28日に提出した第1次分署名と合わせ、10万8223人分となりました。
同連絡会の荒田功事務局長、桜田照雄阪南大学教授、中山直和事務局次長らが、事前質問を基に、カジノ認可をめぐる問題について国交省と懇談しました。
中山氏は、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)予定地の夢洲(ゆめしま)の土壌汚染問題についての書類を職員に手渡し「夢洲の浚渫(しゅんせつ)土砂にはPCB(ポリ塩化ビフェニール)等の値が環境基準に対し、突出して高い」ことを指摘しました。
大阪市とIR用地の賃貸料を決める経過で、3社の土地評価鑑定が同一となる談合疑惑があることについて桜田氏が「大阪市側が虚偽の説明をしていたということなら、認定の是非にかかわる問題だ」と詰め寄ると、国交省の担当者は、一般論として不正があってはならないと述べるにとどめました。
日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員、宮本岳志衆院議員、辰巳孝太郎元参院議員が参加しました。









