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2022年11月5日(土)

外務大臣表彰取り消し

穀田氏追及 統一協会系学校理事長に

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(写真)穀田恵二議員

 外務省は4日、2019年度に統一協会(世界平和統一家庭連合)の関連団体が運営するアフリカのモザンビーク太陽中学校・高校の宝山晶子理事長に授与した外務大臣表彰を取り消すと発表しました。日本共産党の穀田恵二議員が10月26日の衆院外務委員会で取り上げ、表彰の取り消しと徹底調査を求めていました。

 同学校は、統一協会の関連団体「世界平和女性連合」が運営。宝山氏は同団体の派遣員です。19年7月に当時の河野太郎外相が宝山氏に外務大臣表彰を授与していました。

 外務省は取り消しの理由として、「社会的に問題が指摘されている旧統一教会(統一協会)の布教を強く意識した学校活動を実施していたことが確認された」と説明。「社会的に問題が指摘されている旧統一教会の活動を促進するものであるかのような無用な誤解を与えることは適切ではない」として、表彰を取り消し、表彰状と副賞の速やかな返納を求めるとしました。

 穀田氏は10月26日の外務委で「非人道的な統一協会の活動を政府として称賛し、お墨付きを与えた問題だ」と追及。林芳正外相は「事実関係をしっかり確認して対処を検討したい」と述べていました。


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