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2022年11月4日(金)

輝け憲法 各地で

戦争向かう岸田政権 京都

穀田氏あいさつ「草の根の力を」

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(写真)小森氏の講演に拍手を送る参加者ら=3日、京都市・円山公園音楽堂

 京都の憲法集会が3日、円山公園音楽堂(京都市東山区)で開かれ、1600人が参加しました。主催は「憲法9条京都の会」と「9条改憲NO!全国市民アクション・京都」。

 参加者は京都市役所前までの繁華街をデモ行進し、「9条改憲絶対許すな」などと唱和し、沿道から注目を集めました。

 九条の会事務局長の小森陽一・東京大学名誉教授が講演し、「かつてない規模の軍事費で敵基地攻撃能力を持ち、戦争に足を踏み入れようとしているのが岸田政権だ」と告発。それを可能にしたのが2015年の安倍政権時に強行された安保法制であり、「あの時、国会前での国民の声に押されて、野党は共闘に踏み出した。いま私たちの力でなんとしても9条を生かす政府をつくらないといけない」と強調しました。

 日本共産党、社民党、新社会党、緑の党の各党代表があいさつし、立憲民主党がメッセージを寄せました。

 日本共産党を代表してあいさつした穀田恵二国対委員長・衆院議員は、統一協会と改憲という点で一致し、癒着を深めてきた自民党を批判。「政権が支持率を下げる一方で、国会は憲法をめぐるせめぎ合いにある。憲法、暮らしを守り抜く草の根の力を発揮しよう」と訴えました。


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