2022年11月3日(木)
オスプレイ配備撤回を
安保破棄中実委などが集い
![]() (写真)オスプレイの危険性を告発する菅沼さん=1日 |
オスプレイの配備撤回を求める学習と交流のつどいが1日、オンラインで開かれました。26、27両日の日本平和大会のプレ企画で、安保破棄中央実行委員会と日本平和委員会が呼びかけたものです。
「改めて『欠陥機』オスプレイの危険性を問う」と題して報告した神奈川県平和委員会の菅沼幹夫事務局次長は、8月のノルウェーでの事故をうけ米空軍がCV22オスプレイ全52機の飛行停止命令を出したが、事故原因のクラッチの不具合が未解決のまま18日間で飛行停止を解除したと指摘しました。
過去10年間に15件のクラッチの誤作動が報告されながら、米海兵隊と防衛省は「手を打ってある」「米国が『安全』と言っているから安全」との姿勢だとのべました。
菅沼氏は9月の日米合同委員会で航空法違反の超低空飛行訓練に合意したことを批判し「常態化させてはならない」と訴えました。
各地の代表がオスプレイの実態を報告しました。
沖縄の代表は、米海兵隊オスプレイの沖縄配備から10年たち、「非日常が日常化している」と告発。東京の代表は、横田基地のCV22の基地外での訓練で被害が拡大しているとのべました。千葉の代表は、木更津駐屯地への陸上自衛隊オスプレイ配備から2年4カ月たち、飛行回数が増加していると指摘。佐賀の代表は、陸自オスプレイの佐賀空港配備に反対するたたかいを語りました。
日本共産党の山添拓参院議員が「日本の空をわがもの顔に飛び回る米軍の実態を告発し、ただすたたかいにご一緒に取り組みたい」とあいさつしました。









