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2022年11月1日(火)

青森市議選 6氏全員当選

現有1増 市長の反共攻撃はね返す

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(写真)駅前で全員当選を報告する(左から)天内、万徳、赤平、相馬、山田、村川各氏=31日、青森市

 30日に投開票された青森、千葉県匝瑳(そうさ)、富山県氷見(ひみ)、高知県須崎の4市議選で日本共産党の11候補が全員当選しました。参院選後に県都で初めての選挙となった青森市議選では定数3減のなか現職5人が落選するという大激戦を、日本共産党は勝ち抜き6人(現職4人、新人2人)全員が当選しました。

 告示日を前に小野寺晃彦市長が記者会見で「公選法違反の疑いがある」と日本共産党候補を攻撃するなど、前代未聞の反共攻撃が仕掛けられました。しかし、10月からの小中学校の給食費無償化に共産党が力を尽くしたことは市民が知るところとなり、その力で「子育て支援3つのゼロ」を実現するなどの訴えが支持を広げました。

 定数32に41人が立候補するなか、共産党は現有1議席増で自民党に次ぐ第2党、議席占有率を18・75%に伸ばしました。2増をねらった自民党は現職2人が落選しました。

 一夜明けて31日、JR青森駅前で村川みどり、天内慎也、万徳菜穂子、赤平勇人、山田千里、相馬純子の6候補が結果報告に立ち、市民の声をまっすぐ届ける決意を訴えました。

 村川氏は、格差と貧困を広げて市民も業者も苦しめている政治の責任を指摘し、「市議団6人で力を合わせて、暮らしと営業を守ります」と呼びかけました。

 訴えを聞いていた70代の女性は「6人のうち4人が女性なのもうれしい。女性の声を届けるのはやっぱり共産党」と話しました。

 22歳の大学生は「全員当選がうれしくて演説を聞きに来ました。一緒に喜ぶことができてよかった」と語りました。


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