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2022年10月31日(月)

「ジェンダーはめっちゃ争点」

統一地方選 共産党勝利へ JCP京都フェスでトーク

倉林参院議員ら

写真

(写真)ジェンダーについて語り合う(右上から時計回りに)倉林、アルテイシア、西山、加藤の各氏=22日

 来年の統一地方選での日本共産党の勝利に向けて22日に開かれた「JCP京都フェス」では、「京都を可視化する~ジェンダーの視点から~」と題するトークが行われました。JCPサポーター京都が企画。作家のアルテイシアさんをゲストに倉林明子参院議員、西山のぶひで府議、加藤あい京都市議が語り合いました。

 「最近ジェンダーから共産党に興味を持ったという声をよく聞くんです」。こう切り出したアルテイシアさん。

 「いま特に若い人はジェンダーに関心が高く、大学でもジェンダーの授業が大人気。ジェンダーはめっちゃ争点やぞと私は思います」

 自身と共産党との出会いも、鉄道会社を動かした今年1月の共通テスト痴漢撲滅の取り組みで、地元神戸のきだ結兵庫県議らとつながりができたことだったと振り返りました。

 加藤さんは、京都でも党予定候補・議員団が対策の強化を申し入れたりするなかで駅の電光掲示板で「痴漢は犯罪」などのテロップが流れるようになったという変化を紹介しました。

 倉林さんは、「差別のない社会、個人の尊厳が尊重される社会にとってジェンダー平等は土台中の土台」と日本共産党が一昨年「ジェンダー平等」を党綱領に明記したことを紹介。この取り組みを「もっと前に進めていきたい」と語りました。

 西山さんは、生活に本来必要な生理用品が買えない「生理の貧困」にかかわって、党議員も要望するなかで、府内の自治体の学校に生理用品の配備が広がってきたことや、いまだに遅れている府立高校でも府議会で配備を求めていることを報告しました。

 加藤さんは、京都市は中学校給食が選択制で全員制に移行する計画すらない三つの遅れた政令市の一つだと指摘。「平日の昼食」を準備しているのは76%が母親という調査結果があり、ジェンダー視点からも、この遅れを取り戻すために頑張りたいと表明しました。

 アルテイシアさんは、「長時間労働をなくしつつ、ジェンダー意識を変える教育をすることも大事だと思う。共産党は、ジェンダー平等に一番本気で取り組んでいる党だと思っているのでぜひ今後とも頑張ってほしい」と期待を寄せました。


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