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2022年10月31日(月)

宗教所管の宮内文科委員長

統一協会地区幹部と写真

駐福岡韓国総領事館で18年

写真

(写真)駐福岡韓国総領事館のホームページに掲載された写真。左から宮内秀樹衆院議員、総領事、統一協会日本第5地区長の朴鍾泌氏=2018年9月14日(一部加工)

 自民党衆院議員の宮内秀樹・衆院文部科学委員長(福岡4区)が2018年に駐福岡韓国総領事館で、統一協会(世界平和統一家庭連合)の地区幹部、総領事と3人で写真を撮っていたことが30日、本紙の調べで分かりました。宗教を所管する文部科学委員会の委員長として説明責任が問われています。

 駐福岡韓国総領事館のホームページによると、18年9月14日に宮内議員は当時の総領事から公邸晩さん会に招かれ、朝鮮半島情勢などについて意見交換しました。問題の写真は、この晩さん会を紹介した記事に掲載されています。写真には、宮内議員、総領事、統一協会日本第5地区長の朴鍾泌氏が並んでいます。

 朴鍾泌氏を知る関係者によると、同氏は長く統一協会の九州の責任者を務めてきたといいます。

 統一協会の第5地区は19年4月に福岡県宗像市で「ファミリーパワーフェスティバル青年3000名大会」を開催。この集会には宮内議員も出席し登壇していましたが、自民党の自主点検には報告していませんでした。集会内容を報じた統一協会のネットニュースは本紙の特報(28日付)後に閲覧できなくなっています。

 本紙の取材に同総領事館は「総領事が交代しているので、招待した理由は分からない」と回答。宮内議員の事務所からは期限までに回答がありませんでした。(統一協会取材班)


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