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2022年10月27日(木)

政務三役は関係断て

統一協会との関わり 塩川氏が追及

衆院倫選特委

写真

(写真)質問する塩川鉄也議員=26日、衆院倫選特委

 日本共産党の塩川鉄也議員は26日の衆院倫理選挙特別委員会で、寺田稔総務相、中川貴元・総務政務官ら政務三役が統一協会と関係を持っていたことについてただし、関係を断つよう迫りました。

 寺田氏は、2018年に国際勝共連合の会合に参加費として2万円を支出していたことを認めた上で「私も秘書も出席はしていない」と述べました。また、国政選挙前に統一協会の関連団体の「推薦確認書」に署名していないと答えました。

 塩川氏は、国際勝共連合は反共主義を掲げるとともに、同性婚や選択的夫婦別姓などを攻撃しており、「ジェンダー平等に反する主張を行う団体により政策的影響を受けたのではないか」と実態解明を求めました。

 中川氏は昨年の総選挙で「(統一協会の関係者が)事務所にきていた認識はあった」「自発的なボランティア支援はあった」と選挙支援を受けたことを認めました。また、総選挙後の12月に統一協会の関連団体の日本平和大使協議会の会合などに5回も出席していたと認めました。組織的選挙支援をうかがわせるものです。

 塩川氏は、平和大使協議会は統一協会の開祖・文鮮明と妻の韓鶴子が創設した天宙平和連合(UPF)の付設機関だと指摘。「自民党が統一協会や関連団体と深い関わりを持ち、広告塔の役割を果たしてきたことが被害の拡大につながった。きっぱり関係を断つべきだ」と主張。中川氏は「(広告塔の役割という)側面は否めない」と述べました。


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