2022年10月25日(火)

原発事故　全国に影響

岩渕議員　再エネへの転換要求

参院予算委

（写真）質問する岩渕友議員＝２４日、参院予算委

　衆参予算委員会は２４日、岸田文雄首相と関係閣僚が出席する集中審議をそれぞれ行い、日本共産党は参院で岩渕友議員が原発の再稼働・運転期間延長・新増設の問題を取り上げ、首相の姿勢をただしました。（詳報）

　岩渕議員は、岸田首相が今年８月、原発の再稼働の加速、運転期間の延長、新増設という従来の姿勢を大きく変える方針について検討を指示したことを批判。「福島第１原発の事故では、原発から約５０キロ地点の飯舘村でも避難指示が出され、１００キロの地点の土壌でも放射能汚染が確認された」として、政府が再稼働をねらう原発と５０キロ地点、１００キロ地点（地図）を示し、「事故によるリスクは全国に広がる」と指摘しました。そのうえで「原発回帰の方針を撤回し、原発ゼロと地域と共生する再生可能エネルギーへの転換をもとめる」と迫りました。