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2022年10月22日(土)

山添氏質問 各テレビ局が紹介

「報ステ」「23」など 統一協会の「推薦確認書」めぐり

 統一協会の“友好団体”が国政選挙前に自民党議員に憲法改正などに賛同するよう記した「推薦確認書」への署名を求めていたという新たな疑惑。20日の参院予算委員会での日本共産党・山添拓議員の質問を同日夜の各テレビ局がニュースで紹介するなど注目を集めています。

 朝日系「報道ステーション」は、自民党の斎藤洋明衆院議員(新潟3区)が2017年の総選挙では50票差で落選、当選した21年の総選挙では、「推薦確認書」に署名し、自民党の“調査”に「選挙支援を受けいれた」と報告していたと認めたことを紹介。「政策に影響はなかった」と答弁した岸田文雄首相に対し、山添氏が、「調査もせずに影響はないと言っても何の説得力もない」と批判した場面で締めくくりました。

 TBS系「news23」も、山添氏が「外国に本拠を置く団体が自民党を通じ、日本の内政に干渉した疑惑で、重大ではないか」と追及したことを紹介。小川彩佳キャスターは、「推薦確認書」が自民党の調査の点検項目にはなかったとして、「徹底した調査と言えるのか、改めて説明責任が求められる」とのべました。

 日本系「news zero」は、「『推薦確認書』で問題は?」と取り上げ、統一協会側が「見返りは求めていない」としていることに疑問を投げかけました。日本テレビの小栗泉解説委員は、「教団の存続、利益のためにということなら問題だと思う」と指摘。有働由美子キャスターは、「どんな影響があったのか、そこまで明らかにしてほしい」とまとめました。


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