2022年10月22日(土)
那覇市長選あす投票
「オール沖縄」市政発展を
オナガ候補 必勝訴え全力
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1票を争う大激戦の那覇市長選はあす23日が投票日です。「オール沖縄」の市政を発展させるオナガ雄治(たけはる)候補(35)か、政府言いなりの市政にしてしまう自民党・公明党推薦候補かが問われる大接戦の一騎打ちです。オナガ候補は21日、「子育て日本一の那覇市をつくる」とする自らの政治姿勢の下、「市民と一緒に市民の願う那覇市をつくっていく」などと訴え、終日市内を駆け巡り支持を訴えました。
市長選と同日投票の市議補選のナガヤマ盛太郎候補の必勝も訴えました。
同日午後、玉城デニー知事と街頭に立ったオナガ候補は、市内の与儀(よぎ)地域にあった、米軍の与儀ガソリンタンクが返還され、跡地に多くの人が住み始め、商業施設が立ち並び、経済が発展し、子どもたちを育てる環境が整ってきた歴史を説明。今後も米軍基地を返還させていくことの重要性を訴えました。
相手候補を推す自公政権は、名護市辺野古の米軍新基地建設を強行し続けています。オナガ候補は、市長になる人は「基地問題についても政治姿勢を示していかなくてはならない」と強調。しかし政権政党から推薦をもらうとそれも難しくなると指摘しました。
オナガ候補は、「政治姿勢は政治家にとっては命だ」と述べ、政治姿勢がない人は、市民の思いを受け付けることができず、市民のための判断ができないと訴えました。
デニー知事は、「35歳の若いリーダーに、さらに輝く那覇市を託してください。私たちも全力でオナガ雄治候補を支えていきます」と訴えました。