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2022年10月22日(土)

物価高騰 年金上げろ

各地で怒り噴出

都内で一揆フェスタ

 物価高騰に見合う年金額の引き上げを求める「年金一揆(いっき)フェスタ」が21日、東京・日比谷野外音楽堂で行われました。全日本年金者組合と全労連の共催で、4年ぶりに開催。首都圏を中心に1300人(主催者発表)が集まり、「今こそ最低保障年金制度を!」などと書かれたプラカードを掲げてアピールしました。


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(写真)プラカードを掲げシュプレヒコールをする人たち=21日、東京都千代田区

 全日本年金者組合の杉澤隆宜委員長は主催者あいさつで、物価高騰のなかでも今年度の年金を0・4%削減し、高齢者の医療費負担を増やした岸田政権に対する怒りが各地で沸き起こっていると訴え。「年金額と賃金を引き上げ、消費税は下げろという運動を全国でさらに広げていこう」と呼びかけました。

 全労連の小畑雅子議長は、国民生活が苦しいなかでも岸田政権は、大軍拡に多額の税金を投入しようとしていると批判。「賃上げと物価対策、安心できる年金制度のために税金を使えと言いたい。力をあわせて政治を変えましょう」と述べました。

 1都3県の各年金者組合から4氏が決意表明。東京都本部の千野律子副委員長は、月10万円以下の年金で生活を強いられている、女性の低年金問題を解消したいとスピーチ。「子育て、家事、育児と奮闘してきたのに、納得がいきません」と語りました。

 日本共産党の倉林明子副委員長があいさつ。高齢者の暮らしを苦しめる岸田政権を批判し、「国民の怒りが、政治を前に動かす何よりの力です。現役世代と高齢者の団結で、国民の命と暮らしを守る政治を実現するためともに頑張ろう」と語りました。


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