しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年10月21日(金)

那覇市長選3日攻防

オナガ陣営 対話・支持拡大奮闘

写真

(写真)街頭宣伝で訴えるオナガ雄治候補(左)とデニー知事=20日、那覇市

 那覇市長選(23日投票)は20日、一票を争う大激戦・大接戦のまま、最後までの奮闘が勝敗を分ける最終盤の「三日攻防」に突入しました。「オール沖縄」のオナガ雄治(たけはる)候補(35)はこの日も玉城デニー知事とともに市内をめぐり、重大局面の「この厳しい選挙戦を市民と一緒にたたかい抜いて市民と協働による街づくりを必ず行っていく」と力を込めました。

 オナガ陣営は「重大局面」というデニー知事の檄文(げきぶん)を受け、対話・支持拡大に猛奮闘。一方、自公陣営も期日前投票への動員を急激に強めており、組織力で逃げ切りを図っています。

 オナガ候補は、故・翁長雄志前知事の「米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だ」との言葉を紹介。市内の新都心が米軍基地の返還地利用で発展を遂げてきた地域であることを説明し、市内にある米軍那覇軍港を早期に返還させ、新都心と同様に、市民と一緒に経済の活性化を行っていきたいと述べました。

 オナガ候補は、「5・15メモ」(1972年の日米合意)で定められた同軍港使用の主目的を逸脱して、同軍港に米軍のオスプレイやヘリが飛来する状況から「しっかりと脱していくことを、政治の責任で行わなくてはならない」と述べ、市民とともに「街をさらに盛り上げ、子育て日本一の那覇市にしていきます」と訴えました。

 演説を聞いた女性(68)はオナガ候補が「子育て日本一」の那覇市を目指していることなどを歓迎。「子どもこそが沖縄の未来なので、(オナガ候補に)ぜひ当選してほしい。三日攻防なのでできるだけのことをしたい」と意気込みました。


pageup