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2022年10月20日(木)

那覇市長選 オナガ氏何としても

23日投票 各地で集会 デニー知事・女性ら集結

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(写真)決起集会で訴えるオナガ雄治候補(前列右から2人目)とデニー知事(同1人目)=19日、那覇市

 一票を争う大激戦・大接戦の那覇市長選(23日投票)は相手陣営が大量のビラを配るなど大物量作戦をしかける重大局面を迎えています。オナガ雄治(たけはる)候補を支える「オール沖縄」勢力は何としても勝利をつかもうと19日、市内各地で決起集会を開き、「ぬちかじり(命の限り)頑張ろう」と決意を固め合いました。玉城デニー知事をはじめ「オール沖縄」の県議、市議らが集結しました。

 オナガ候補は、悩みを相談できず孤立している子どもたちやLGBTQ(性的少数者)当事者で性自認に悩む人などが、誇りを持って生きられる社会を実現する必要性を強調。「子育て日本一」という大きな幹を市民に提示しながら、高齢者などを含めたすべての市民の思いを一緒に背負っていくとして、「どうか皆さん、力を貸してください」と訴えました。

 デニー知事は、名護市辺野古に米軍新基地は「いりません」と訴え、沖縄に米軍基地が集中するという現状を子どもたちに残さないために「信念を持ったオナガ雄治と玉城デニーが全力で立ち向かいます。最後まで一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけました。

 集会参加者の女性(77)は、「オール沖縄」への分断がしかけられている状況に対し、新基地建設を許さないという「オール沖縄」の原点を訴え続ける必要性を強調。同時に住みやすい那覇市をつくるのがオナガ候補だということを、自らも知人や若者らに伝えて支持を「広げていきたい」と決意を語りました。

 同日夕には、県庁前で緊急女性集会も開かれ、女性たちが必勝を訴えました。


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