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2022年10月19日(水)

那覇市長選 重大局面

オナガ氏必勝へ デニー知事が檄

 大激戦の那覇市長選(23日投票)で、「オール沖縄」のオナガ雄治候補の選対本部長を務める玉城デニー沖縄県知事は18日、「重大局面」だとして全県、全国の支援者に訴える檄文(げきぶん)を発表し、オナガ候補必勝へ終盤の最大の決起と支援を呼びかけました。檄文(要旨)は次の通りです。


写真

(写真)聴衆に手を振るオナガ雄治候補(右)と応援演説を行うデニー知事=18日、那覇市

 檄

 全県・全国のみなさんへ

 那覇市長選挙は、単に県庁所在地の首長選びではありません。

 自公政権からすれば、唯一の選択と繰り返す辺野古新基地建設推進を目指す中で、先の沖縄県知事選挙は手痛い敗北だったはずです。

 翁長雄志さんが魂と命をかけて守り抜いた県知事の座を、新基地推進勢力に明け渡すことなく、玉城デニーへと魂のバトンが引き継がれ、いよいよ民意は強固にまとまりました。

 辺野古の賛否が大きな争点になった知事選での3連覇は、県内のみならず全国にも揺るがない沖縄の心と決意を示すことができました。

 しかし、民意を民意として認めたくない相手陣営は諦めていません。新基地建設を力尽くでも認めさせるため、復活の第一歩としての那覇市長選挙にする、という強い意志が今回、如実に現れています。なりふり構わずの大物量作戦は、平和の心、市民優先の市政、誰ひとり取り残してはいけない市政運営のかじとりを、中央からコントロールする手段として握ろうとしています。

 那覇市長選挙は重大な局面です。告示直前のワジワジー(怒り心頭)を全ての支持者が共有しようではありませんか。

 市民生活が長く息苦しい状況を強いられ、天井知らずの物価高に生活そのものが壊され続け、悲鳴が至るところから聞こえてきます。今回は、そのことを正す選挙でもあります。誇りある豊かさを求めて、那覇市民・県民の声を、怒りの声をいま一度集め、勝利のためにそれぞれが持てる力を最大限発揮しましょう。

 僅差で負けた時のことを想像してみてください。「あれをやっておけば良かった」「あの人は声かけはいいはずよー」とか。運動のやり残しが勝敗を分けます。

 私も徹底して先頭でたたかい抜きます。オナガ雄治を新しいリーダーとして押し上げるために最大限の取り組みをお願いします。ヌチカジリ(命の限り)やり切りましょう。

 2022年10月18日

 オナガ雄治選対本部長 沖縄県知事 玉城デニー


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