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2022年10月17日(月)

平和な未来 子どもらに

母親大会が閉幕

のべ1万4000人集う

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(写真)全国のたたかいや運動を交流し、大会決議とアピールを採択する日本母親大会・全体会=16日、群馬県高崎市

 「戦争は許さない、命とくらしを守れ」と声をあげ続けてきた女性たちが集う第67回日本母親大会in埼玉・群馬は16日、オンラインを併用して全体会を群馬県高崎市で開き「子どもたちに『核兵器も基地も原発も戦争もない平和で明るい未来』を手渡すために、ともに力をあわせよう」と呼びかけるアピールを採択し、閉会しました。

 主催者あいさつで、全労連女性部長の舟橋初恵同大会代表委員は「国葬反対などコロナ禍でも女性は黙っていません。自民党と統一協会の癒着をただし、支持率急落の岸田政権を追い詰めていきましょう。唯一の戦争被爆国の女性として、核兵器や基地との共存はできないという声を広げていこう」と呼びかけました。

 丹治杉江現地実行委員長が歓迎あいさつし、舞台上に「風神雷神図」を飾り、悪政を吹き飛ばそうとの願いをこめたと話しました。

 「今日の運動」として、開催地の埼玉・群馬のたたかいと全国のたたかいをスライドや寸劇も交えて報告。母親大会の生命(いのち)のスローガンを高くかかげ、「改憲やめよ、九条守る」運動の先頭に立とうと全国のパフォーマンスで舞台の最後を飾りました。

 富岡賢治高崎市長が来賓あいさつし、田中優子法政大学前総長が「自由を生き抜く実践知」と題して記念講演。日本国憲法と自民党改憲草案を前文や条文ごとに比較し、家父長制を推進する統一協会の主張に似る自民党案を批判しました。

 2日間でのべ1万4000人が参加し、第68回日本母親大会は来年11月25・26日、山口県で開催すると発表しました。


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