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2022年10月16日(日)

大激戦 那覇市長選きょう告示

オナガ氏「子育て日本一に」

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(写真)街頭から訴えるオナガ候補=15日、那覇市

 かつてない大激戦・大接戦の那覇市長選が16日、告示を迎えます。翁長雄志前知事の遺志を継ぎ名護市辺野古の米軍新基地建設反対を掲げ、玉城デニー知事と連携する「オール沖縄」のオナガ雄治候補は15日、女性議員や若手議員らとともに必勝を訴えました。

 オナガ氏は、「子育て日本一の那覇市」を目指す決意を表明。子育て世代を支援し、若い世代が集うことで市政の税収につながり大きな循環を生み出すことができると強調しました。「学びが保障され子育てがしやすく、高齢者になったら生き生きと暮らしていける、その姿をこどもたちに見せていくことが『子育て日本一』の原動力になる」と訴えました。

 また、名護市辺野古の米軍新基地問題をめぐって、真正面から向き合わない相手陣営を批判。「30年後、50年後の子どもたちが基地か経済かの選択を迫られることはあってはならない。責任世代として、いらないものはいらないと訴えていく」と力を込めました。

 商業施設が集まる新都心での、全県から結集した若者や若手地方議員らのリレートークで名護市の大学生は自公推薦候補が辺野古にふれないことに疑問を呈し、「沖縄県の政治家としてしっかり辺野古の新基地は造らせないと自らの意思を示しているオナガさんに絶大な信頼を寄せている」と語りました。

 選挙戦は、岸田自公政権が権力総動員で市民に襲いかかる激しいたたかいです。自公推薦候補の陣営は、市内2カ所に事務所を設置。何種類ものビラの大量配布や音の宣伝で攻勢をかけています。14日の総決起大会では、企業も含め大量動員をかけ大規模会場を埋めました。自民党の小渕優子組織運動本部長が「4年間、つらい苦しい時代を過ごすのか。最後の最後までたたかって必ず勝ち抜く」と檄(げき)を飛ばしました。


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