2022年10月16日(日)
マイナンバーカード強制反対署名
2日間で10万に迫る
河野太郎デジタル相が、健康保険証を2024年秋に原則廃止し、マイナンバーカードを事実上義務化すると表明したことを受けて、マイナンバー制度反対連絡会が呼びかけたネット署名「保険証を廃止して、マイナンバーカードに一本化することに反対する緊急署名」が急速に広がっています。13日正午ごろ開始されたネット署名は15日、わずか2日間ほどで9万3000人(午後7時現在)を超え、10万に迫っています。
コメント欄には「今の政府、政権に私たちの情報を預けることはできません。嘘(うそ)と隠蔽(いんぺい)にまみれ、情報管理などもできない」「カルトを断ち切らない政府に個人情報差し出すなんて、薄気味悪さしかない」など国への不信の声があふれています。
「マイナンバーカードの取得は、法律上任意。国民の声も聴かず、国会審議もしないで勝手に決めるな」といった強権的な手法への批判も。「パスワードの管理ができないお年寄り、認知症患者を抱える家族にも不安」「紛失のリスクが高く個人情報の流出が不安」など不安の声も多く寄せられています。
連絡会は今後、紙での署名にも取り組みます。これらの署名を活用して国会議員へ要請し、12月6日にデジタル庁、厚生労働省、総務省へ提出するとしています。