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2022年10月13日(木)

改憲・大軍拡ノー

国会行動 暮らし最優先の政治に

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(写真)要求を横断幕に掲げてアピールする人たち=12日、衆院第2議員会館前

 労働組合や平和団体が共同して、諸要求の実現を求める定例国会行動が12日、衆院第2議員会館前で行われました。集まった150人(主催者発表)は、臨時国会で改憲や大軍拡を狙う岸田政権に抗議し、「暮らし最優先の政治を」とアピールしました。

 主催者を代表して、国民大運動実行委員会代表世話人の小畑雅子・全労連議長があいさつ。統一協会や「国葬」をめぐる問題などで岸田政権の支持率が急落していると指摘し、「国政選挙がしばらくない『黄金の3年』とも言われていますが、押しているのは私たちです。共同をさらに広げていきましょう」と述べました。

 各団体が発言し、日本共産党の岩渕友参院議員が国会情勢を報告しました。

 憲法会議の高橋信一事務局長は、改憲について岸田首相が所信表明で改憲「発議」に触れるなど「予断を許さない情勢です」と訴え、集会など改憲を許さない運動を呼びかけました。

 出版労連の樋口聡(あきら)委員長は、フリーランスの取引適正化にかかわる新法が臨時国会に提出されると紹介。「法律ができることは運動の成果でもあり歓迎ですが、課題もあります。実態に即した法改正を求めていきます」と語りました。

 中央社会保障推進協議会の林信悟事務局長は、岸田政権はさらなる介護保険制度の改悪を狙っていると告発。「絶対に許すわけにはいきません。『ミサイルよりケアの充実を』と訴えていきます」

 主催は国民大運動実行委、安保破棄中央実行委員会、中央社保協です。


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