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2022年10月9日(日)

辺野古リポート

環境壊す新基地ノー

写真

(写真)発言する北部地区労代表(右端でマイクを握る人)=6日

●10月6日 軍事対軍事でなく平和外交を

 うるま市や沖縄市、西原町など県内各地の島ぐるみ会議から約60人がゲート前に座り込みました。本土から駆け付けた女性は「今日はたくさん集まって元気が出ました」と話しました。地元の北部地区労働組合協議会の代表が「北朝鮮が国際法に違反してミサイルを何度も飛ばしていることは許せない。しかし、日米韓が軍事で対抗しようとしていることも危険だ。沖縄を再び戦場にしないためにも、岸田政権は軍事対軍事ではなく平和外交にこそ力を注ぐべきだ」と訴えました。

●8日 K8護岸が長島近くまで延伸

 ヘリ基地反対協の海上チームが抗議船2隻とカヌー11艇で監視活動を展開しました。工事現場まで県民を案内した抗議船の船長は「辺野古側の護岸は、4メートルの高さまで消波ブロックが積まれています。最終的に10メートルまで積み上げる計画です。K8護岸は長島近くまで延伸されてしまいました」と告発。「潮の流れがせき止められ、平島にあった砂浜がほとんど消えるなど辺野古の海も大浦湾も生態系にかなりの悪影響が出ています。税金を無駄遣いし、環境破壊だけが残される新基地建設は絶対に許せません」と話していました。


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