2022年10月9日(日)

オナガ予定候補　商店街歩く　那覇市長選（１６日告示２３日投票）

“平和・観光の沖縄にして”

（写真）市場関係者と対話するオナガ市長予定候補（中央）とナガヤマ市議予定候補（右端）＝７日、那覇市

　那覇市長選（１６日告示、２３日投票）で必勝をめざす「オール沖縄」のオナガ雄治（たけはる）予定候補は７日、那覇市の中心部に位置する公設市場やアーケード商店街を歩き支持の輪を広げました。駆け寄って声援を送る買い物客や商店の中から手を振って激励する人などが相次ぎました。

　オナガ予定候補は、市場や商店街の人たちが市民の台所を守り、生活必需品をそろえ、一生懸命働いていることは「市民の生活に欠かせない」と強調。暮らしや観光の拠点として那覇市を引っ張っている市場・商店街がコロナ禍で傷んでいることに対し、「事業の継承・継続をしっかり支えていける那覇市へと頑張っていきます」と力を込めました。

　「子育て日本一」の那覇市を目指し、子育て支援や子どもの環境整備を行う決意も訴えました。

　オナガ氏に「頑張りましょう」と声をかけた男性（６９）は、商売仲間の店舗の売り上げが落ちているため、様子を見にきたといいます。男性は「小さいお店や商店街は、（オール沖縄の）市政でないとうまくやっていけない」と述べ、オナガ氏の勝利に期待を込めました。

　鮮魚店店主の男性（７２）はオナガ氏が名護市辺野古の米軍新基地建設に反対していることを歓迎。「沖縄を平和な島にしてもらい観光立県で経済を潤わせてもらうためにオナガさんを応援します」と話しました。市長選と同日投票の市議補選に挑むナガヤマ盛太郎予定候補や市政与党の市議らも同行しました。