2022年10月7日(金)
生活苦 分からぬ政権
総がかり宣伝「女性連帯し転換」
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総がかり行動実行委員会は5日、東京・JR有楽町駅前でウィメンズアクションを行いました。
司会に立った菱山南帆子さんは、安倍元首相の「国葬」の強行や、統一協会との癒着が明らかになる中で、岸田政権の支持率が急落していると指摘。「癒着のキーマンだった安倍元首相を、岸田首相は『国葬』で祭り上げたが、多くの女性を苦しめてきた安倍政権の美化は許されない」と訴えました。
全労連女性部の舟橋初恵部長は、物価高が深刻なのに岸田政権にはまともな対策をとる姿勢が見えないと批判。「非正規雇用の下最賃ギリギリで働く女性も多く、暮らしに欠かせないケア労働を担う人たちの賃金も低すぎる。しかし岸田政権には国民生活の苦しさが分かっていない。政権の不支持率は急騰している。連帯して変えていこう」と話しました。
元豊島区議の山口菊子さんは、人々を差別し苦しめる統一協会は宗教ではないと批判。「統一協会と自民党の癒着が明らかになってきている。おかしいことには声をあげ変えていこう」と訴えました。
日本共産党の本村伸子衆院議員は、岸田首相は所信表明演説で改憲論議をあおる一方、憲法に基づく野党の国会開会の要求を先延ばし続けるなど、憲法軽視の岸田政権に憲法を変える資格はないと強調。「憲法はわれわれの暮らしを守るもの。それを壊そうとする岸田政権を許すことはできない。力を合わせて頑張りたい」と語りました。