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2022年10月4日(火)

岸田首相の所信表明演説

中身なく 行き詰まり象徴

志位委員長が会見

 日本共産党の志位和夫委員長は3日、国会内で記者会見し、岸田文雄首相の所信表明演説の感想を問われ、「全体として驚くほど中身のない演説だった」と厳しく批判し、「岸田政権が内政、外交ともに手詰まりになっている。行き詰まりになっている。このことを象徴している」と語りました。

 また、国民の多くが批判した安倍晋三元首相の「国葬」の問題や、自民党と統一協会の癒着の問題について、志位氏は「まったく反省が語られなかった。これでは問題の解決につながらない」と指摘しました。

 経済政策の問題では「これだけ国民が物価高騰に苦しんでいるにもかかわらず、どうやって暮らしや営業を守っていくのか。具体的な対策がまったく語られなかった」と批判。岸田首相が「構造的賃上げ」と語ったことに対しても、「賃金をどうやってあげるかの方策がまったくない」と指摘しました。

 志位氏は、問題点の追及とともに、国民の願いにこたえた具体的提案を掲げて奮闘したいと強調しました。


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