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2022年10月3日(月)

時代開く世代にエール

鳥取 山下副委員長が若者と語る

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(写真)青年らと語り合う山下副委員長(正面左から2人目)=1日、鳥取市

 日本共産党の山下芳生副委員長は1日、日本民主青年同盟鳥取県委員会主催のトークセッションに参加しました。

 「人の役に立つ生き方をしたい」と考えていた山下氏は、日本共産党が戦前から反戦平和を貫いたことを知り、鳥取大学の学生時代に入党したと自己紹介。

 「国会議員として印象に残っている仕事は?」との会場からの質問に山下氏は、初当選の年(1995年)に起こった阪神・淡路大震災の被災者支援に取り組んだが個人補償を拒み続ける政府を前に無力感を覚えたこと、その後、被災市民とともに支援法案をつくって運動し実現したことを紹介。「どんなに壁が厚くても、市民とスクラム組んで運動すれば政治を動かすことはできる」と語りました。

 「日本共産党がめざす共産主義と旧ソ連や中国との関係は?」との質問も。山下氏は、マルクスが展望した未来社会は、誰もが「自由な時間」をたっぷりもって自分の能力を「自由に全面的に発展」させることができる社会だと力説。自国民の自由、隣国の自由を奪う旧ソ連や中国に「共産主義」を名乗る資格はないと糾弾しました。

 また、ジェンダー平等や日本の財政について質問が出て、山下氏が丁寧に答えました。

 山下氏は最後に、いまの若い世代は気候危機打開など、新しい時代を切り開く役割を持った世代だとエールを送りました。


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