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2022年10月3日(月)

平和守る3議席を

山口・岩国市議選 市田氏迎え演説会

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(写真)声援に応える(左から)小川、長岡、市田、松田の各氏=2日、山口県岩国市

 山口県岩国市で2日、日本共産党の市田忠義副委員長を迎えた演説会が開かれました。市田氏は党の100年の歴史を貫く不屈性などの特質をめぐり、県出身の党創立者の一人、市川正一の革命的気概と人間愛に満ちた生涯などを紹介。16日告示の岩国市議選での現有3議席確保を呼びかけました。

 市内の農家の男性(72)が応援演説しました。

 市田氏は戦前の党が唯一、命がけで主張した国民主権、侵略戦争反対の旗は戦後、憲法の中心的内容に実ったと力説。「戦前の党の不屈の奮闘は日本人の命を救い、憲法の原理となり、国民全体にとっての財産となった」と強調しました。

 統一協会と自民党との癒着などを挙げて「反共と反動の企ての一歩一歩が自民党政治と国民との矛盾を広げ、支配をもろくて弱いものにしている」と述べ、9月の沖縄県知事選での玉城デニー知事の圧勝や同日の同県内統一地方選で党が全員勝利したと報告。「大局的・客観的に見るならば、日本は今、新しい政治を生み出す『夜明け前』だ。強く大きな党をつくり、躍進を勝ち取ろう」と訴えました。

 市議選について「争点は米軍岩国基地の機能強化を許さず、基地被害から市民の暮らしを守り、発展させることだ」と指摘。市街地上空の飛行が常態化し、爆音被害が増えているとし、3議席確保、得票増で「平和で静かな暮らしを取り戻そう」と呼びかけました。

 市議選に挑む小川やすし、長岡たつひさの両現職と、県議をめざす大西明子市議団長の議席を引き継ぐ新人の松田かずしの3氏が決意表明しました。


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