2022年9月30日(金)
「国葬」国会で検証要求
与野党国対委員長会談で野党
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10月3日の臨時国会開会にあたって与野党の国対委員長会談が29日、国会内で開かれました。野党側は、国会召集直前になっても会期や提出法案を示せない与党のずさんな対応を批判。自民党の高木毅国対委員長は直前まで会期を示せなかった不手際を謝罪し、「今後は丁寧な運営に努めたい」と述べました。野党側は、国論を二分し分断を招いた安倍晋三元首相の「国葬」について国会で検証することを要求し、細田博之衆院議長が統一協会との癒着について議院運営委員会で説明するよう迫りました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は、官房長官が野党の憲法53条に基づく国会開会要求に基づいて臨時国会を召集すると述べたことをあげ、「そうであるならば、野党が求めてきた『国葬』や統一協会の問題、物価高騰や新型コロナ対策、災害対策などをしっかり議論する国会にすべきだ」と強調。そのために予算委員会で時間をとって議論をすることを求めました。
また、穀田氏と立憲民主党の安住淳国対委員長は、少数会派も含め全ての会派を与野党国対会談に呼ぶよう求めました。