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2022年9月30日(金)

野党外交の新しい発展へ

欧州に党代表団派遣を表明

志位委員長が会見

 日本共産党の志位和夫委員長は29日の記者会見で、日本共産党創立100周年記念講演で、野党外交の一つの新しい発展方向として「ヨーロッパの左翼・進歩政党との交流、協力を強めていく」との方針を表明したと紹介し、この方針の第一歩として、11月上旬から緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者を団長とする党代表団をヨーロッパに派遣すると発表しました。

 志位氏は、ヨーロッパの左翼・進歩政党について、「いま直面している国際連帯の諸課題について、『軍事同盟のない世界をつくる』『核兵器のない世界をつくる』などの大きな方向で協力が可能であり、それぞれの国で政治的影響力を持ち国政選挙などでも健闘している政党が、一連の国々で存在している」と指摘。「発達した資本主義国で活動する政党同士が、さまざまな交流を行い、学び合い、一致点で協力していくことは意義あるものと考えてこういう方針を確認した」と述べました。

 志位氏は、これまでも欧州の諸党とは党大会への参加や代表団を迎えるなどの交流をしてきたと述べたうえで、今回の代表団派遣は交流の本格化に向けたものだと説明しました。

 志位氏は派遣先としてフランス、ドイツ、スウェーデン、ベルギーなどをあげ、「交流の新たな強化の第一歩にしたい。この面でも野党外交を強めていきたい」と述べました。


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