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2022年9月29日(木)

核兵器のない世界、東アジアの平和で協力

志位委員長、ラオス人民革命党政治局員と会談

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(写真)会談するラオス人民革命党のシーサイ・ルデートムンソン政治局員・組織委員長(右)と志位和夫委員長=28日、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は28日、日本を訪問中のラオス人民革命党のシーサイ・ルデートムンソン政治局員・組織委員長と党本部で会談しました。

 志位氏は、核兵器禁止条約を早期に批准したラオスとこの問題で協力を進めてきたことに触れ、今もベトナム戦争時の不発弾・クラスター爆弾の被害に苦しむラオスの人民革命党と被爆国の日本共産党が、核兵器と残虐兵器のない世界を目指して協力を発展させていきたいと表明しました。

 志位氏は、日本共産党が東南アジア諸国連合(ASEAN)のインド太平洋構想(AOIP)など平和の地域協力の取り組みに注目し、軍事に対して軍事で対抗するのではなく、あらゆる問題を平和的に話し合いで解決することを提唱していると紹介。「ラオスともこの方向で力を合わせていきたい」とのべました。

 シーサイ氏は、「ラオスは核兵器のない世界に真剣に取り組んでいます」と表明。世界のさまざまな紛争が平和的に解決されることを願っていると強調し、引き続き連携して共通の問題に取り組んでいきたいと応じました。シーサイ氏はまた、新型コロナの影響で打撃を受けた経済の回復を図っていると国内情勢を説明しました。

 会談ではラオスで女性の能力発揮の努力が続けられていることや、ジェンダー平等の日本をつくる日本共産党の政策が話題となり、共に努力していくことで一致しました。

 会談には日本側から田村智子副委員長・政策委員長、緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、藤田文ジェンダー平等委員会副責任者、ラオス側からトンサワン・ポムウィハン対外委員長、トンチャン・コンプームカム組織委員会副委員長、フォンサムット・アンラワン駐日大使が同席しました。


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