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2022年9月27日(火)

市民と野党の共闘の発展を

全国革新懇が代表世話人会

志位委員長が出席

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(写真)全国革新懇の代表世話人会=26日、東京都内

 平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)は26日、代表世話人会を開き、参院選後の情勢と「市民と野党の共闘」の現状や革新懇の課題、秋のたたかいについて意見交換しました。日本共産党の志位和夫委員長が出席しました。

 志位氏は冒頭、日本共産党創立100周年記念講演の中身を紹介し、「強く大きな党をつくって日本の『夜明け』をつくりたい。革新懇のみなさんと一緒にがんばりたい」と述べました。

 意見交換では、どの世論調査でも安倍晋三元首相の「国葬」に「反対」が約6割を占め民主主義を求める国民の声が高まっていること、憲法違反の政治をこれ以上許さない声を広げること、「国葬」実施後も国会で徹底追及していくこと、安倍・菅・岸田政治への怒りを、政治を変えるたたかいに発展させることが重要だとの意見が出ました。

 また、「日本共産党を除く壁」で「オール与党体制」がつくられる中、1981年に「無党派の方々との共同」という新しい統一戦線―全国革新懇が結成され、「草の根で粘り強く続けられた共闘の努力が、その後の市民と野党の共闘を支える力になった」ことの意義が語られました。

 各分野からは、「沖縄県知事選で権力側が辺野古新基地建設の是非を争点にしたが、『オール沖縄』の玉城デニー知事が再選した。歴史的な勝利であり、基地反対の民意は1ミリもぶれていない」(沖縄)、「労組がない職場に労組をつくる、新自由主義で壊された学校や病院などの公共を取り戻そうなどと活動のバージョンアップをはかっている」(労働)、「岸田首相の原発新増設、稼働期間延長の検討は、福島原発事故の教訓を忘れ、新たな安全神話をつくるものだ」(福島)、「草の根から新自由主義からの転換、憲法を守り生かす運動を広げ、青年の仲間を増やしていきたい」(青年)など活発な意見が交わされました。

 各都道府県の革新懇からの報告と討論では、各地域での革新懇のとりくみの広がりなどが語られました。11月に行われる「地域・職場・青年革新懇全国交流会」の開催などを確認しました。


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