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2022年9月26日(月)

年間1500人拡大を決意

大会決議案採択 民青3中委終わる

 東京都内で行われていた日本民主青年同盟(民青)の第3回中央委員会(3中委)は25日、草の根から憲法を守り生かす運動に立ち上がろうなどとする全国大会決議案を採択して閉会しました。青年を苦しめる新自由主義からの転換を求める活動など、この間、民青が果たしてきた役割が各地から語られ、「年間1500人の拡大目標を必ず達成して、11月の全国大会を迎えよう」と決意を固めあいました。

 3日間の討論では、29人が発言しました。沖縄の野垣麦委員長は、参院選と県知事選挙で名護市辺野古への米軍新基地建設を許さない「オール沖縄」が連続して勝利した経験を報告。とりわけ県知事選では、学生同盟員の有志で独自企画を行うなど「高校生、大学生同盟員の活躍は目覚ましいものがありました」と強調。デニー選対の青年局をはじめ、幅広い青年との共同も広がったと述べました。

 北海道の宮内史織委員長は、若者憲法集会にかかわって四つの実行委員会がすでに道内で結成されていると紹介。駅前街宣に取り組んでいる所では、「憲法を守り生かす」というアピールへの賛同が青年から広がり、同盟員が元気になっていると話し、「社会を変えられる展望を青年に広げながら、運動のなかで仲間も増やしていきたい」と語りました。

 滋賀の岡田太貴委員長は、参院選でのシール対話で「憲法9条を生かした対話で平和的な解決を一貫して主張してきた政党です」など同盟員で共産党への支持を青年に広げてきただけではなく、「民青を知る会」の場を設けることにこだわって仲間を迎えてきたと発言。「より多くの青年に展望を届け、草の根から改憲を止めたい」

 討論の結語で西川龍平委員長は、平和の行動や日本の政治を新自由主義から転換させる取り組みなど、「全国で民青の役割を発揮してきた経験が豊かに語られました」と指摘。発言を胸に刻んで、「年間拡大目標である1500人を必ず達成して、全国大会を迎えましょう」と訴えました。

 その上で、採択された全国大会決議案では、来年の若者憲法集会へ向かう全国青年憲法運動を提起したと語り、「憲法を守り生かすとともに、岸田政権を揺るがす運動です。他団体とも力を合わせながら、大きく成功させましょう」と呼びかけました。


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