2022年9月25日(日)
気候危機 知ること大事
世界に呼応 各地で行動
石炭火発増設やめて
神戸
「神戸の石炭火力発電を考える会」は23日、世界気候アクションに呼応し神戸市灘区のJR六甲道駅前で、神戸製鋼所神戸発電所の石炭火力発電所増設中止、脱炭素社会の実現を訴えました。
神鋼や関電などに石炭火発建設中止を求める民事裁判と、政府に環境アセスメント(環境影響評価)のやり直しなどを求める行政裁判の原告や市民ら40人が参加し、リレートークで「気候危機は命の危機」「石炭火力発電全廃を」とアピール。職場・学校で話し合うことや署名、政治への意思表示などを呼びかけ、民事訴訟が10月18日に神戸地裁で結審することや行政訴訟を最高裁に上告したことを紹介し、石炭火発増設中止と裁判の支援を訴えました。
神鋼石炭火力発電所増設反対にシールを貼った中学2年生の男子生徒は「将来を左右するので反対です」と話し、気候変動に危機感が「とてもある」にシールを貼った女性は「温暖化で水害、台風災害が大きくなって危機感を持っています」と語りました。