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2022年9月24日(土)

危機から未来救おう

世界気候アクション各地で

見て見ぬふり もうできない 京都

 京都の学生団体「Fridays For Future(未来のための金曜日)Kyoto」(FFF京都)は23日、京都市内の繁華街を行進する「気候マーチ」を行い、若者や子ども連れの人たちなど約40人が参加しました。参加者は八坂神社前(東山区)から京都市役所前(中京区)まで「私たちは気候危機を止められる最後の世代」「気候を変えず、自分が変わろう、システム変えよう」とコールしました。

 手書きのプラカードを手に参加した男子学生(21)は「もともと関心はありませんでしたが、友人に誘われ参加した気候危機問題のイベントをきっかけに変わりました」と話し、「もう見て見ぬふりはできない」と沿道の人たちにアピールしました。

石炭火発輸出とめるために 仙台

 気候変動問題に取り組むフライデーズ・フォー・フューチャー仙台(FFF仙台)の青年らは23日、仙台市・仙台駅西口で「STOP石炭火力発電」などのメッセージを掲げて宣伝しました。

 日本政府が“国際協力”と称して石炭火力発電の輸出を推進し、住友商事がバングラデシュの石炭火発建設に参画している問題について「やめさせるために一緒に声をあげましょう」と通行人に呼びかけました。

 参加した会社員(23)は「自分たちが行動し、メディアの人たちに報道してもらい、注目と関心を高めていきたい」と話しました。

 大学生(22)は「経済成長で企業の利益さえ増えればいいというのは、違うのではないか。気候変動で、ほとんど責任のない国の人たちが大きな被害を受けている」と心を痛めています。11月にエジプトで開かれる第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)に参加予定で、「世界の人たちとつながり、運動を大きくする第一歩にしたい」と意気込みました。

戦争やってる場合じゃない 岡山

 全国でおこなわれた「世界気候アクション0923」に呼応したスタンディングアクションが23日、岡山駅前でおこなわれ、県内各地から34人が集まりました。今回の「アクション」のテーマは、「気候危機はいのちの問題」。参加者は「石炭火力は2030年までに全廃しよう」「地球を守ろう」「持続可能な社会をつくろう」など、思い思いの自作のプラカードを掲げアピールしました。

 行動よびかけ人の片岡達彦さんが「世界気候危機アクションです。みんなで一緒にコールしよう」とよびかけ、太鼓のリズムにあわせて参加者が「市民の力でシステムチェンジ」「貧困・格差・差別をなくそう」「戦争やってる場合じゃない」「気候危機から未来を救おう」などとコールし、通行人の注目を集めました。


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