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2022年9月23日(金)

「国葬」反対広がる

「頑張って」市民の激励

弔意の強制許さない

武田氏と山口県議 長野

写真

(写真)訴える(後列の左端から右へ)野々村、武田、山口の3氏と党員=21日、長野市

 日本共産党の武田良介前参院議員と山口のりひさ長野県議が21日、長野市の善光寺下駅前で安倍晋三元首相の国葬に反対する宣伝をしました。野々村博美市議と党支部が参加しました。

 時折、冷たい風が吹く中、三輪と城山の両支部の党員が「国葬反対」の横断幕を持ちアピール。通勤者から「頑張ってください」の激励がありました。

 武田氏は、安倍氏を特別扱いする「国葬」は憲法違反だと指摘。岸田文雄首相の「国全体として弔意を示す」の答弁に触れ「国民主権の日本で国全体となれば、国民に弔意を強制することになる。安倍氏が統一協会との癒着の中心にいた疑惑も解明されていない」と強調しました。

 山口氏は、国民に弔意を強制するのは許せないと指摘。阿部守一知事と県が国葬対応で、知事は国葬を欠席し、県庁と合同庁舎で半旗の掲揚を行う、県立学校や教育関連機関では半旗の掲揚や黙とうを求めないとしたことに触れ、「弔意の強制がないよう求めている」と語りました。

 通りがかりの女性は「私は反対。英国のエリザベス女王の国葬報道を見て、安倍元首相に対しては弔いたいという気持ちにならないと改めて感じた」と話し、別の男性(72)は「野党共闘で頑張ってほしい」と激励しました。


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