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2022年9月23日(金)

維新 与党の補完勢力

「正面から対決 打ち破っていく」

志位委員長が表明

 日本共産党の志位和夫委員長は22日の記者会見で、立憲民主党と日本維新の会が臨時国会にむけて6項目で合意したことについて問われ、「わが党として維新の会にどういう姿勢で対応するかを答えたい」として「維新の会を野党と見なしていない。与党の補完勢力であり、正面から対決し、打ち破っていく相手として今後も対応していきたい」と表明しました。

 志位氏は、日本共産党として国会の民主的な運営などで個別に一致する点があれば共同の行動をとることはあり得るし、これまでもそういう行動をとってきたと指摘。一方で維新の会の政治的な立場については、党として野党とは見なしておらず、与党の補完勢力と位置付けていると強調しました。「この点については、わが党だけではなく、これまで立憲民主党とも合意してきたことだ」と述べました。

 志位氏は、維新の会が自民党も言えないような「核兵器の共有」を主張し、9条改憲にむけ憲法審査会を早く動かせと太鼓をたたき、大軍拡や原発再稼働の旗を振ってきたと指摘。「自民党よりもより極右的な立場から自公政権を引っ張る補完勢力であり、私たちは維新の会とは正面から対決し、打ち破っていくという相手だ。そういうものとして今後も明確な対応をしていきたい」と述べました。


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