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2022年9月23日(金)

山際担当相の辞任求める

「岸田政権として全面調査を」

志位委員長

 日本共産党の志位和夫委員長は22日、国会内で記者会見し、統一協会との関係発覚が相次ぐ山際大志郎経済再生担当相について問われ「当然、辞任すべきだ」と述べました。その上で、岸田文雄首相には任命責任とともに、発覚が相次ぐ統一協会と政務三役との癒着関係を放置している責任が問われると批判。政府として全面調査すべきだと求めました。

 志位氏は、山際担当相が外部からの指摘をうけて統一協会との関係を渋々認めることを繰り返してきたとして「できるだけ隠ぺいしようという姿勢で、およそ何の反省もない。こういう人物には閣僚の資格はなく、辞任を求める。岸田首相に罷免することを求める」とのべました。

 その上で、「もともと内閣改造は、できるだけ問題がある人は外そうという話だった。しかし、組閣してみたら政務三役から(統一協会との関係が)ぞろぞろ出てきた」と述べ「首相の任命責任は極めて重い」と指摘しました。

 また、統一協会と政務三役との多くの癒着がありながら、岸田政権としては何の調査もしていないと批判。「自民党は調査とは言えないものの、ともかく『点検』し結果を『集約』した。ところが岸田政権としては、そういうことも含めて、何一つ対応していない。首相の責任が重く問われている」と指摘。「首相の責任で全面調査をすべきだ。現政務三役や元閣僚、とりわけ首相だった安倍晋三元首相の癒着の実態がどうだったのかなど、内閣として責任を持って調査をする必要がある。できないなら首相の資格はない」と述べました。


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