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2022年9月22日(木)

「国葬」強行 高まる反対

長野2町議会、中止求め意見書 坂城と箕輪

党議員「共闘成果」

 長野県の坂城町議会と箕輪町議会は20日、安倍晋三元首相の国葬中止を国に求める意見書を賛成多数で可決しました。

 坂城町議会(定数14、欠員1)では、副議長の大森茂彦氏(日本共産党町議)が意見書案を提出し、玉川清史党町議、無所属町議2人が共同提出者となりました。採決で議長を除き賛成6人、反対6人の同数となり、議長(無所属)の裁決で可決しました。

 意見書は安倍氏の評価について、「行政の私物化、国会軽視、官僚統制のあり方などに厳しい批判が向けられている」と強調。安倍氏の評価は、主権者である国民が判断すべきとし、「『国葬』を行うことは政府による『評価』を広く一般国民に強いることにもなりかねない」などの理由で国葬中止を強く求めています。

 大森氏は「意見書には、統一協会との癒着も解明されていないことも書き込まれた。議会内外で市民と野党の共闘を広げることに努力したことが可決につながったと思う」と話しました。

 箕輪町議会(定数15、欠員1)では、野党共闘で共同する無所属議員が提出者となり、松本五郎、岡田建二朗の両党町議と無所属5人が共同提出。採決で賛成8人、反対5人で可決しました。本会議では松本、岡田の両町議が賛成討論を行いました。


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