2022年9月22日(木)
国民の声聞き中止を
安倍氏「国葬」 穀田氏が会見
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は21日、国会内で記者会見し、安倍晋三元首相の国葬について「どの世論調査をとってみても、国葬反対が多数であることは明らかだ。今からでも遅くはない、国民の声を聞き、国葬は中止すべきだ」と述べました。
穀田氏は、そもそも国葬は憲法14条「法の下の平等」、憲法19条「思想及び良心の自由」に反するうえ、法的根拠も国会での論議もなく、予備費を支出するなど多くの問題があると指摘。「政府は『弔意を強制しない』といいながら、『弔意と敬意を国全体で表明する』としており、強制以外のなにものでもない。そのことが各地方自治体も含めて大変な混乱を招いている」と述べました。さらに、国会の対応について、「弔意を示す半旗を国会議事堂に掲揚することは、到底認められない」と述べました。