2022年9月13日(火)
「国葬」撤回求め意見書
神奈川・鎌倉市議会が可決
神奈川県鎌倉市議会は12日、本会議で安倍晋三元首相の「国葬」撤回を求める意見書を賛成多数で可決しました。
8月26日には16の市民団体から連名で前川綾子議長宛てに「国葬」中止を求める意見書を提出するよう要望書が出されていました。
意見書は「“国葬”に明確な法的根拠がない以上、国会で議論が尽くされるべき」「政府が“国葬”を国費で行うことは、一方的な評価、価値観を国民に強いることになる」と批判し、「国葬」撤回を求めています。
議長をのぞく市議25人中、日本共産党の3人を含む12人が賛成し、自民、公明両党の5人が反対。8人が退席しました。衆参両院議長と首相に提出されます。
また共産党鎌倉市議団(吉岡和江団長)は7日、安倍元首相の「国葬」に市として反対し、弔意に関する取り組みをしないよう、松尾崇市長本人に申し入れました。内容は▽強行された場合も市長ら理事者は出席しない▽公共施設で黙とうや半旗掲揚などを行わない―です。








